セレナ 値引き

まず個人的な取引の結果からお知らせします。
私は日産のセレナを買うにあたって38万円の値引きに成功しました。

 

もちろん何もかも最初からスムーズに行ったわけではありません。
始めにディーラー側から提示された値引き額は12万円です。

 

そこから交渉を重ねるうちにオプション込みで38万円の値引きにまでこぎつけたのです。
この体験から、工夫すれば個人でも交渉を有利に進められると学びました。

 

そのノウハウというかポイントをお話したいと思います

 

現在ではインターネット技術は高度に発達しています。
今までとは比べ物にならないぐらい容易に情報を手に入れることができるようになりました。
時間と手間をかけずに気軽に車の見積もりが可能になっているのです。

 

従来では遠方の業者だとアクセスし辛く査定も有料な場合がありました。
また近場に優良な業者が居ながら、その情報が手に入らないといったこともよくあることでした。

 

昨今のIT技術はそうした障害を克服しました。

 

自分で歩き回ったりせずとも、幅広い業者から距離も関係なく、無料で質の高い情報を豊富に手に入れることができます。
お得な見積もりを望むなら、こうした便利なウェブ上のシステムを使わない手はありません。

 

そしてこうした事前の確認が実地での価格交渉を有利に運ぶ材料となります。

 

考えて見ましょう。ディーラー側もプロです。
正攻法でただひたすら交渉するだけでは、思ったほどの値引きは得られません。
情報に詳しくなくて丸め込まれたり、性格的に交渉があまり得意ではなくて押し切られるといったこともあるでしょう。

 

ここでインターネットで十分な情報を得ておけば、状況が変わります。

 

業者側も売りたいのでネット上では高めの値引き額を提示しています。
これによって前もって大体の相場を理解できるだけではなく、客観的な数字として実際の交渉材料として使うことができます。

 

相手だって買って欲しいわけですから、その値引き額に負けない数字を出そうとするわけです。
つまり法外な値段を押付けられたり、低すぎる値引き額による損失を避けられます。
自然と有利な条件で交渉できるわけですね。

 

これが、お金も手間も時間もいりません。
インターネットを見積もりを取るだけで済むのです。
物は試し程度でも、取るだけは取っておきましょう。

 

 

 

値引き額を高くするのとは別に「愛車の下取り額を高くする」という手段もあります。
当たり前ですが、下取り価格が高くなるほど値引き額が増えると同じ効果があります。
是非こちらも推奨したいやり方です。

 

簡単に式で表すと「購入費削減＝値引き額を高める、下取り価格を高める」の二つの手段ですね。

 

 

●私の実体験
以前の愛車は、七年落ちで事故歴ありのトヨタのエスティマでした。
あるディーラーで下取り査定を頼むと30万円、自宅近所の買取専門会社のガリバーだと35万円でした。

 

この程度が相場かなと思っていたところ、ネットの一括査定サイトに登録してみて驚きました。
なんと最終的に買い取り価格が67万5千円にまで上がったのです。

 

ほとんどガリバーなどの業者の倍額です（ちなみに一括査定にはガリバーも含まれており、なぜか前の35万円より高い値付けになっていました）。

 

この買取見積書を持ってディーラーとの交渉に臨みましょう。
現地でそれ以上の額で引き取ってもらえるなら、そうすればよいでしょう。

 

無理な場合は素直に最高額の買取業者に下取りしてもらえばよいだけです。
私の場合はディーラーでは最高額を超える見積もりはできないとのことでした。

 

はっきりとした根拠を出しているので、現地での交渉でも有利に立てます。

 

思い出しましょう。
下取り額＝値引き額です。37万円も値引きしてもらったのと同じ効果があります。
丸腰でディーラーとの交渉に挑み、相手の言い値を飲んでしまっていたらかなり痛い損失です。

 

車がどんな状態にあるにしろ、一度この一括査定システムは利用してみましょう。
ここまで強力な手段であるのに無料なのです。
それだけで煩わしい下取り交渉も省けるし、たとえ交渉が苦手でも有利な条件に持ちこめます。
最低限活用しておきたいシステムですね。

 

またネット上の一括査定のサイトはいくつかあります。
色々と調べて良さそうなところに複数登録しましたが、一番査定が高額だったのはここからでした。
なかなか使えるかも。

 

 

 

 

まとめ

 

・購入見積もりサイト　
・下取り価格の一括査定サイト

 

この二つのシステムを使うことで私が得た利益は次のように大きなものとなりました。

 

・セレナを38万円値引き　
・エスティマの下取り最初のほぼ倍額の約67万5千円

 

 

比較サイトの利用でディーラーの交渉術に対抗できる

 

ディーラーの仕事の基本は「安く仕入れて高く売る」です。
今回は日産の車を例に出しましたが、どこのディーラーでも基本の交渉技術は同じです。

 

例えば下取り査定価格20万円を10万円に抑え、残りの10万を新車の値引きに使って、客がお得に感じるように仕向けるわけです。
この辺は交渉マジックで、騙しというよりディーラーの基本的な戦術でどのメーカーでも同じでしょう。
安く下取りされた車が何倍もの値段で売られるのは珍しくありません。

 

お客も査定額を知らないとこうしたやり口に引っ掛けられてしまいます。
事実上セレナ自身からの「値引き」になってないのに錯覚してしまうわけですね。

 

事前に査定サイトで値引きや下取りの相場さえ知っていれば、こうしたやり口に負けずに済みます。
元からディーラーは下取り価格も低く設定しているわけですから、それに対抗する意味合いもあります。

 

インターネットは無料でほとんど手間もかかりません。
ちょっとした労力を惜しまないだけで、大きなお得ともなります。
事前のチェックを怠らないようにしましょう。